マルタ・ストーンに魅せられて。
出発前の早朝4時すぎ。見慣れてるドイツの何気ない駅の構内でさえつい、
写真に納めとこ!って思っちゃうぐらい浮き足立っちゃって。。ああなんて旅気分。
とーっても小さな島国、マルタ共和国へ行った日のきろくです。
マルタの首都である「ヴァレッタ」に到着。
見事な青空!あーーーんどギラギラの太陽!!!!これを求めてやってきたのよ私~~。
さっそく街歩きっ。
ヨーロッパだけど、やはりどことも違う街並みにウットリ。
やけに緑色のドアや緑色のサッシが多い印象。そのミドリが、壁の色にすごく似合うの。
ちなみにヴァレッタの街全体が、世界遺産に登録されてます。うなずける程の風情がたっぷり。
そして何を隠そう、ヴァレッタは強固とした要塞都市なのよ~。
そう、みぃの愛してやまない要塞の街、ヴァレッタ!!!
けっこうアップダウンが激しいんだなー。でもまっすぐ伸びた路地の風景はたまりません。
ひさびさ味わう暑さに体がビックリしてたのもあって、えっちらおっちらゆっくり歩く。歩く歩く・・・・・・。
海がちらり!!きゃーーー!!もう何年ぶりの夏の海かしら!(っておおげさね。)
あとでじっくり海岸沿いを歩くことにして、とりあえず海はおあずけー。ひたすら歩く歩く。
ヴァレッタさぁ、月曜なのに閉まってるお店が多くって、首都なのになんだかさびれてるなぁ・・・・なんて思ってたけれども。
あとで気づいた事だけど、この日はどうやら祭日だったそうで。
そりゃーみやげ物屋さんぐらいしか開いてないわけだ!でもおかげでのんびり散策できたかな♪
騎士団長の宮殿前にて。
この町をマルタ騎士団が闊歩してたかと思うと、歴史を感じずにはいられませんなぁ。
やはり緑色のドアが多い。 上の写真なんてレンタルビデオ屋さんよ!景観守ってらっしゃるね~。
この石の壁が、ヴァレッタを象徴している気がする。
マルタ・ストーンとも呼ばれているそうで、その石灰石で出来た壁を、そっとなでてみる。
乾いたハニー色のその石は、どんな色にも似合う。
だからなのか、ここいらの玄関のドアはとってもカラフル。個人的に緑色との組み合わせが好きだけど。
でも、一番似合う色はやっぱり、空色と海の色かな。
澄みきった空や海が、このマルタ・ストーンの存在感を強くする。
エルモ砦にて。
この閑散とした要塞で、思いを馳せる。
みぃね、過去に行った要塞にはすべてニックネームみたいなものを付けてて。
例えば、ヘルシンキ湾に浮かぶスオメンリンナには「憩いの要塞」。
イタリアのベルガモには「優雅な要塞」。ルクセンブルクは「迷宮の要塞」、という風に。
ここヴァレッタは・・・・・・、まさに「灼熱の要塞」。
じりじりと焼け付くような太陽が、ここではほんとに近くに感じられて。
乾きと砂っぽさが街全体を覆っていて、みぃはおおきな渇きを感じたの。
中世の人々も、この地で同じ渇きを感じていたのかと思うと、やはり感慨にふけってしまう。
砦から見下ろした海。
地中海の青さに、潤いを取り戻したみぃでした・・・・・。
マルタ旅行記、まだまだ続きます。。
by aroma_rim
| 2011-08-23 00:34
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あたまに花を、こころに鳥肌を!
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