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大聖堂、寺院、教会、島、世界遺産、公園。


大聖堂、寺院、教会、島、世界遺産、公園。_f0100505_21452885.jpg


7月14日(水)

旅のちょうど真ん中の日。特に何の予定も計画もなし。
なのでひたすらヘルシンキを歩き尽くそうと決める。


早朝の青空市場でHerne(えんどう豆)を1リットル買っちゃう。えんどう豆は生で食べるのがフィンランド流。全然青臭くなくって、甘くてとっても美味しいのー!!それをつまみながら港をお散歩。
そして、以前見つけて気になってたパン屋「EROMANGA」へ向かう。(2日目参照)


・・・・・やっぱり普通のパン屋さんでした。全然エロくない。狭い店内、奥にはカフェスペースもあって、愛想のいい女の子が一人で切り盛りしてました。私はシナモンロールとコーヒーを注文。これが食べてびっくり。シナモンというより、断然カルダモンのほうが効いてて。これはこれでとっても美味しかったけど、もはやこれはカルダモンロールだと思う。よってなんだかチャイみたいな、そんな味。うまい。
エロマンガパン屋、地元の人しか来なさそうな穴場スポットでした。
その後、大聖堂を拝んだ後、ウスペンスキ寺院で観光客に埋もれながら本を読む。ここは寺院にしては人が多いせいか蒸し暑い。


「ツーリスティックorノット・ツーリスティック」どちらもとっても大事なことで。今回はそのバランスが最高に良かったと思う。そして、みぃの手帳に何度も登場する言葉があってさ。いろんな所にたくさん「好奇心」って書いてあった。こうきしん。こうきしん。こうきしん。
これと一緒に歩くと、街歩きが数段楽しめるんだとさー。当たり前っぽいけど、普段の生活では常に
これを持ち合わせておくのって案外難しいんだよね。こうきしん。グッジョブ好奇心。


そしてお腹も空いたのでランチへ。テラスが賑わってるので何気なく入ったそのカフェは、なんとヘルシンキ大学の食堂とゆーか、「Uni Cafe」という学生カフェでした。といっても一般人も入れるし、昼時はビュッフェあり。(手帳にはブッヒェって書いてる私。間違いすぎ。笑)
お野菜がたっぷり取れるしどれも美味しくってデザートまであって、それで6.85ユーロは安いぞ!!(学生だともっと安いそうです。)


今日はホテルを移動する日でした。ヘルシンキの北西側にあるホテルで、私はドミトリーを予約。
そこには最終日までいました。女子3人部屋だからそんなにアナーキーなわけもなく、とーっても快適な四日間でした。ただし照明問題(後述)には何かと笑いましたけど。


さて。チェックインを済ませて、コットン100%の花柄のワンピースに着替え、麦わら帽子をかぶってお出かけ。いま大きいツバの付いたリゾート風の帽子を想像したあなた、大きな間違えです。笑
全然優雅な雰囲気なんかじゃなく、どっちかってゆーと「となりのトトロ」のメイがかぶってそうな子供じみた感じよ。ツバはそこそこあるんだけど、いかんせん中途半端な長さなんだな。ヘルシンキに到着してすぐ買ったのがこの帽子。中央駅に付いてすぐ、懐かしくって真っ先に以前泊まってたアパートメントに向かったの。そんでひと通り懐かしんだところで、目の前に1€ショップ(日本で言う100円ショップ)があって、そこで見つけて2€で買ったシロモノなの。しかもなんとゴム付き!!わしゃ子供か!と思ったけど、まぁ面白いし安いからいいや~、って。私にはコレぐらいがちょうど似合うから笑っちゃう。帽子に巻きついてる水玉の赤いリボンも、すごくメイっぽい。


そんなメイ帽子を目深にかぶり、近くのテンペリアウキオ教会へ。
岩山を削って建てられたその教会。天井はガラス張りで、岩とガラスの組み合わせがすごく面白い。
ガラスに沿って放射線状の太陽の光が、幾すじもその岩の教会に注がれて、とっても神秘的。
定期的にやっているというライブにも偶然遭遇。アイルランドっぽい楽器で何やら演奏中のカルテット。広々としてるのに、なぜかギュっと4人がすごい近さで演奏してて可愛かった。(動画も撮ったんだけどなぁぁぁ。・・・べつに嘆いてませんよ~笑)


そして夜19時。まだまだ日が高い。なのでスオメンリンナという島へ行くことにした。
この島は要塞(そう、みぃの大好きな要塞!)の島で、世界遺産にも登録されているの。船で片道30分とアクセスも良好!ひんやりな海風と、右手にはチョコミントアイス。最高の夏気分。
デッキに座ったもんだから、何度も飛ばされそうになる麦わら帽子を手で押さえて。いつもは頭の部分にしまいこんでる例のゴムをあごにかけてみたりしたけど、恥ずかしくなってすぐやめた。なにしてるんだか。


そしてスオメンリンナ島に到着。なんだか要塞都市っぽくない、とっても陽気な印象。こんなに明るい要塞があるのか~と思うぐらいのどかな、言うなれば「憩いのヨウサイ」って感じ。
そんな保養地的な和んだ空気の漂う島を歩いて1周してみる。すると城壁付近に薄暗い小部屋を見つける。入ってみると、やっぱりとてつもなく物悲しくて、小窓から差し込む太陽の光でさえ冷たく感じる。牢獄のような、そんな小部屋が連なる城壁。やはりここは立派な要塞都市でした。


夕日が綺麗なスオメンリンナをあとに、21時半発の船で街へ戻る。そのままホテルに帰ろうかとも思ったけど、ちょっと寄り道。ヘルシンキの西に位置するシベリウス公園へ。
23時、なんとか夕暮れに間にあう。ふぅ。作曲家シベリウスの顔をあしらった大きなオブジェを拝んで、公園を散歩。野生のハリネズミにも出会ったよ。めっちゃ可愛かった。


そんなこんなでホテルには24時過ぎに着いた。同室の人はすでに寝ていて、色んな事をなるべく静かに行う。シャワー浴びたり多少の音がするのはしょうがない。だけど電気を付けるのはタブーなんだよねきっと。これドミトリーの暗黙のルールなのかな?私も自分が寝てるとして、電気付けられたらイヤだろうし。。なので色んな作業を暗闇の中で行う。携帯のライトとか利用しつつ。思ったよりタイヘンなんだよねこれが。そしてベッドにうつぶせになって手帳を開いてみる。ちょこっと書きたい事があったんだけど、ほぼ真っ暗で見えない。でもなんとなく手探りでペンを走らせる。もちろん、こんな状況の自分自身に笑いを堪えながら。

(次の日の朝。暗闇の中で書いた文章は意外にもちゃんと読めてびっくりした。
特技が増えちゃった、そんな夜でした。)


さて、次の日はバルト三国であるエストニアへ行きます。



●プロローグ
●1日目「決して参考にならないコペンハーゲンでの過ごし方。」
●2日目「ハラゴシラエして歩くのだ。」
●3日目「ラプシ君との長い1日。」
●4日目「大聖堂、寺院、教会、島、世界遺産、公園。」
●5日目「映画ロケのタリン。」
●6日目「自転車のある風景。」
●7日目「THIS IS LIFE×2」
●8日目「2つの旅行記のエピローグ」
by aroma_rim | 2010-07-27 22:20 | ◆みぃ旅にでる。


あたまに花を、こころに鳥肌を!


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