ラプシ君との長い1日。


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7月13日(火)

朝6:30起床。なんだかソワソワ気分。今日はひとりじゃないんだな~。午後から、知り合いの知り合い(厳密に言えば知り合いの元カレ!)に、なぜかヘルシンキを案内してもらうことになってたの。

これねー、すごいいきさつでビックリしちゃうんだけどね。

それはフィンランド旅行へ発つ1週間前のこと。
公園でBBQをしてたんだけど、その時たまたま知り合った、まだドイツに来て間もない年下の日本人の女の子がいて。その子の過去の恋愛話を聞きだしてたら、外人と付き合ったことがあるってゆーことが発覚。えー!?ナニジンなのー??と、なにげなく聞いたら・・・・・・・それがなんとフィンランド人だったの!!!

私「まじでー!来週ヘルシンキに行くんだけど!!私死ぬほどフィンランドが好きなんよ!!今ドイツにいるけど、ほんとはフィンランドに住みたくってめっちゃ職探したんだけどなかなか無くってさぁ!この際ヨーロッパならどこでもイイやって思ってドイツにいるんだけどね。(事実・・・笑)まーじーかー!いいなぁフィンランド人・・・・・羨ましすぎるーーー!!!!」

って、めっちゃまくし立てて、言わなくていい事までベラベラ一気に話したら、

「じゃあ、その彼にヘルシンキ案内してもらったら~?伝えといてあげるよ~」と。

そんな感じで、初めて会ったその子の元カレに、ヘルシンキで待ち合わせをすることになった。
なんかすごい展開だよね、、縁ってとことん面白い。


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さて、早起きしちゃったので朝サウナへ。もう最高ーー!!
先客がひとりいらっしゃったんだけど(一応男女別だったから良かった)、わたしゃなんとなく恥ずかしさもあり水着で入ったんだけど、そこにいたおばちゃんはマッパでさ。

・・・・サウナたるものやっぱ裸だよね、、と少し後悔。

でもたっぷり汗をかいてスッキリしたところで、ヘルシンキ街歩き。
彼に会うまで結構時間があるので、まずは青空市場(Kauppa tori)へ。かもめにご挨拶。moi moi!!
そしてブルーベリーを買う。ベリーとかキノコとか、市場ではたいてい食材をカップ単位で売ってて、「1リットルちょうだい!」とか「半リットル下さい!」とゆー感じでキロじゃなくリットルで買うの。なので私は2分の1リットルのブルーベリーを握りしめて、目の前のエスプラナーディ公園へ向かう。


とーっても良い天気。空にはカモメがたくさん飛び交ってる。私は木陰に空いてるベンチを見つけてそこでハルキを読む。ひざの上にブルーベリーの入った袋を置いて、むしゃむしゃ食べながら。最高の朝ごはん!この公園には銅像があって、(ヘルシンキの公園に銅像はつきものです)いつもその銅像の頭上にはカモメが止まってるのよ。もうねーほぼ100%、いつ見ても頭に止まってるの。(このあと、その確率はちょっと下がっちゃうんだけどね。)ここの銅像に限らず、他のいろんな銅像にしたって、たいてい頭の上にカモメがいるの。銅像になるぐらいだから威厳たっぷりの風格だったりするんだけど、カモメが頭にいるだけでなんだかちょっぴり間抜けになっちゃうんだよね。それがまたいい。


たまたまハルキ(ここでいうハルキというのはすべて村上春樹の『遠い太鼓』のことです)の記述で、ふと異国性を感じる・または自分が異国人であると感じる瞬間について書いてあって。彼は音によってそれを感じることがよくあるって。音、かぁ。ヘルシンキの音、ってどんなだろう。。いまいちピンときてない私だけど、そんな「異国人」というフレーズからなんとなくスティングの「Englishman in NewYork」を口ずさむ。フィンランド風にアレンジして。♪Japanese girl in Suomi~・・・・
(Suomiとはフィンランド語でフィンランド、という意味。にしても全然語呂があってなさすぎて何が何だか・・・笑。しかも自分の事をwomanではなく(ladyでもなく)girlにしてるのが愛らしいでしょっ)


と、くだらない事考えてるうちに、ふと見上げた銅像の頭上にはカモメがいつの間にかいなくなってたの。カモメの居ない彼はとてつもなく寂しそうに見えるから不思議。あれはセットなのねきっと。居ないほうが違和感を感じるって変なものねーー。じゃあ、新たにまたカモメが止まるまでここで本を読もう、と決める私。そして、十数分が経過。未だカモメはとまらず。コーヒーが飲みたくなって待ちきれず、近くのCafeへ。なんじゃそりゃ。


けっこう酸味の強いコーヒー(苦手)をゆっくり味わって、またお散歩へ。
建築家アルヴァ・アアルトが設計した「アカデミア書店」へ。幾何学的に内側に張り出してる不思議な形の空が見えるガラス天井がある、おもしろい建物。中は普通の本屋さんです。いつ来てもここは、独特な匂いがする。なんというか・・・・お漬物と二日履いた靴下をミックスしたような匂い。
入った瞬間いつもプンっとニオう。よーするにちょいくさい。でも、ここの2階のカフェ・アアルトは狭いけど落ち着けます。ここでランチにほうれん草のキッシュとレモンティーを頂く。モッツァレラチーズの入った真緑の背の高い(分厚い)キッシュ、ほんとに美味しかった。


そうこうしてると約束の午後1時。足早に待ち合わせ場所の中央駅へ。
なぜだか浮かれちゃってデート気分なわたし。おい。笑 中央駅に着きキョロキョロしてると、いましたよ彼が。私の1コ下だった彼。でも、とっても可愛らしくまだ高校生でも通用しそうなほど幼さが抜けてない感じ。(これから彼のことをラプシ君(lapsi=子供)と呼ぶことにします。)
そのラプシ君と向かうは、Pihlajasaari(ピフラヤ島)という島です。
あんまりツーリスティックな島ではなくフィンランド人が多いそうで、ラプシ君も初めて行くらしくって。いいよね~こういうガイドブックには載ってないレアな場所を教えてくれるところがニクイぞラプシ!


そして船で15分。ピフラヤサーリ到着。ビーチではみんな泳いでてめっちゃ海風が気持ちいい。
まずは2人で島を探索。ヌーディスト・ビーチに迷い込んでおっさんのお尻をガッツリ見てしまったり、廃墟を見つけて(奇しくも二人とも廃墟マニアで)超テンション上がったり。
彼は少し泳ぐ。私は足だけつけてばしゃばしゃ。出発する前に買ったアメリカン・チェリーを食べながら、談笑。1年ほど大阪に住んでた彼は、ときどき変な大阪弁を話す。そして自分の事を「わたし」、私の事を「あんた」という、礼儀正しいんだか失礼なんだか、、ごちゃ混ぜな感じ。とにかく面白い。


のんびりビール飲みながら島を堪能して、また街に戻る。腹ごしらえに美味しいミートボールのお店を教えてくれた。そして、ヘルシンキの街が一望できるHotel Torniの14階にあるバーへ。
人がいっぱいで混雑してる店内。おもむろにスケッチブックで目の前のグループのスケッチを始める彼。変わってる。そのスケッチブックに挟んであった沢山の種類の葉っぱ。(押し花のような、押し葉っぱ。)10種類ぐらいあったかな。大きいのから小さいのから、長いのから丸いのから、たくさん。1枚あげる~というので、私は丸い葉っぱをもらう。しおりに使ってるよ。ハルキで一番気に入ってるP69の「死に犬現象」について書かれたページに今でも挟んであるよ、いつでもすぐ見られるように。ありがとうラプシ。


そして、少し公園へ行って寝よう!ということに。笑
20時でもまだまだ日は高い。Vanha教会にある公園(一番上の写真ね)の芝生にバスタオルを広げてゴロンと空を見上げる。涙が出そうなほど気持ちがいい。ラプシ君は靴下やアメリカンチェリーの種が入った袋を丸めて、ジャグリングを始めたり。ほんと変わってる。いろんな話をして、本気で数十分熟睡して。そして彼のルームメイトから電話。(彼は友達3人でルームシェアしてるの)「わたし今日、料理当番の日だったのを忘れてた!」と。あらまあ。なので一緒に作ろうか~ということになって、食材を買っておうちへ。


その日のディナーは(もう22時半だったけど)具だくさんのスモークサーモンのサラダとパン。以上。
でもとっても美味しかった。フィンランド人ってほんとにシャケ好きだよね~~。レモンを2個も絞って入れたのが効いてて、さっぱり頂きました。そしてなぜか彼の好きだという「ケロロ軍曹」を2話分ほど見て、いい時間だったのでおいとますることに。


なんか不思議な1日でした。もうメトロは終わってたので、歩いて帰ることに。海沿いの散歩道をとことこ歩く。波の流れに逆らって歩いてく。すると何故か、自分の歩くスピードがとても早く感じるの。追い風で、しかも波が流れる方向とは逆の方へ歩いてると、動く歩道みたいに錯覚するのね。なんかすっごい素敵なステップで歩けるの。らららんらららん。気分がこんなにいいのは、素敵な縁があったからかなーなんて。


ありがとう、ラプシ君!


こうして3日目が終わったのでした。



●プロローグ
●1日目「決して参考にならないコペンハーゲンでの過ごし方。」
●2日目「ハラゴシラエして歩くのだ。」
●3日目「ラプシ君との長い1日。」
●4日目「大聖堂、寺院、教会、島、世界遺産、公園。」
●5日目「映画ロケのタリン。」
●6日目「自転車のある風景。」
●7日目「THIS IS LIFE×2」
●8日目「2つの旅行記のエピローグ」
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by aroma_rim | 2010-07-26 01:37 | ◆みぃ旅にでる。


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