今日が平成二十二年二月二十五日であることが重要な気がする。


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ついさっき、お風呂での出来事。



(いつもなら行間たっぷりで書くこのブログだけど、少し気がせっているのもあるし、あえて読みづらくしたい思いもあって、改行しないことにします。あーなんかほんと不思議な気分。)
とても個人的で、記録願望に駆られた日記なのであしからず。さて、と。そう、お風呂でいつものように小説を読んでいたの。カフカを彷彿とさせる重苦しい物語を。読みながらふと、私に起きた過去のある出来事を思い出す。とても秘密めいていた暮らしの事。本を閉じて、その当時の光景を鮮明に思い出そうとするんだけど、全然うまくいかない。部屋の配置は?あのベッドは私のベッドだったっけ?どんなじゅうたんを敷いてたっけ?でも、よく覚えていることもある。wyolicaの「キスの温度」をリピートで聴きながら、楽しそうに荷解きしてる私。春の訪れ。比喩としての台詞で書いたつもりが、思い出せば文字通り春の訪れを迎える季節だったことも思い出した。不穏な思い出と清々しい思い出が入り混じってて、今更ながらあの生活はなんだったんだろうと不思議に思う。完全な悪意を持って私を狂わせた金縛りの事。新しい恋が恵んでくれていた初々しい安らぎの事。大好きなママのこと。新しい生活へのちょっとした期待と、色んなものに対する猜疑心。でも総括するとやっぱりイメージは新緑で。私達のあそこでの何ヶ月(何日?)かの生活は、人生の中でも極めて不可解なポジションにあると思う。時代の波に飲み込まれていった幕末の武士達の人生と私の人生のほんの一部を一緒にするのはナンセンスだろうけど、少なくとも大きな波に飲み込まれた事は確かだし、ひと波あって、次のさらに大きなひと波の前の一瞬の静寂の中というのがしっくりくる。(その波にはなんとか乗って飲み込まれずには済んだのだから、静寂が与えてくれたものは大きいと信じてる。)取り留めのない光景が次から次へと蘇ってくる。そして、お湯に浸からないようにと持ち上げていたその本に、何気なく顔を近づける。紙のいい匂い。古紙独特のあのかすかに甘い匂い。わら半紙を思い出す。ひと通り嗅いで、そしてふと巻末を見る。平成何年何月何日発行。その横。平成十一年二月二十日五刷。私はこれを思い違いで、あ、10年前の今日増刷された1冊なんだ!とさっきまでずっと思い込む。馬鹿。今は平成二十二年だから11年前に印刷されたものだし、二十五日ではなく二十日の第五刷目だし。よって、正確には11年と5日前の今日(この表現はとっても違和感があるな)に増刷されたもの。ただ、今となってはどっちでもいいの。今日が平成二十二年二月二十五日だということが重要な気がする。こんな想いに至った今日が、重要なきがする。その本の背表紙に書いてあった本の紹介文。僕の考えていることが本当に正しいことかどうか、分からない。でもこの場所にいる僕は「それ」に勝たなくてはならない・・・・・・以下略(本文より)と。「それ」、には実際はカギかっこではなく傍点が打たれている。この場所にいる僕はそれに勝たなくてはならない。それ、に勝つ。この場所で。何の暗示?意味があるのか無いのか。リンクしてるようでしてなかったのと同じで意味なんてきっとない。意味を持たせようと私がしてるだけ。でもとにかく、何度も書くけど今日が今日であることが重要。ありがとうねじまき鳥さん。この場所(ドイツ)では今はまだ二十五日だった(書いてる途中に日付が変わってしまった)し、この場所にいる私はそれに勝たなくてはならない。傍点の思惑を私は今日から探せばいい。お風呂上りで火照った体からはココナッツの薫りが漂ってて、本の匂いを嗅いでもさっきほど芳しい甘さは感じられないけど。夢の中みたいなあの暮らしの事を想い出す作業は結構面白いんだ。今までは穴を空けていく作業をしてたけど、1個1個ゆっくり埋めていくのも悪くない。まだうまく眠れそうにないけど、二十五日ばいばいおやすみ。
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by aroma_rim | 2010-02-26 08:36 | ◆みぃの雑記帳。


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